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去勢・避妊手術はした方がいい?オスに発情期はない!?

更新日:2022年12月3日

去勢・避妊は病気を治すための手術とは違い、受けなくても猫ちゃんの命に関わるわけではありません。

「健康な体にメスを入れるなんてかわいそう」と、マイナスのイメージを持たれる方も多いかもしれません。

でも去勢手術を受けることは、猫ちゃんにとっても、一緒に暮らす家族にとってもさまざまなメリットがあるんです。


オス猫にはハッキリとした「発情期」という時期はなく、発情しているメス猫が近くにいることで発情します。

ただし体が成熟していないと発情はしないので、個体差はありますが、はじめての発情がみられるのは一般的に生後4~6か月齢前後とされています。

発情行動にも個体差があるものの、自分の縄張りを主張するためのマーキングや大きな声で鳴くといった行動がみられます。


「オスのメリット」

・望まない妊娠の予防

・性行為により移る感染症の予防

・精巣の病気の予防

・スプレーという濃くてニオイの強いおしっこによるマーキングの防止

・メスの声に惹かれて家を抜け出すことによる他のオス猫とのケンカや交通事故の防止


「メスのメリット」

・望まない出産の予防

・乳腺腫瘍の発生率の低下

・性行為により移る感染症の予防、卵巣・子宮の病気の予防

・発情期独特の大きな声をなくすことで近所迷惑の予防


「デメリット」

・後で赤ちゃんが欲しくなっても産ませられない

・肥満になりやすい傾向がある

・肥満の結果として下部尿路疾患のリスクが高まる

・全身麻酔のリスク


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